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2018年3月17日

自己資金100万円はどう投資すべき?会社員がお金を増やす理想的なポートフォリオの組み方

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大石武@個人投資家・ファイナンシャルラボ代表

大石武@個人投資家・ファイナンシャルラボ代表

普段は個人投資家として活動しつつ、「日本人の金融リテラシーを向上させる」ことを使命として投資教育メディア『ファイナンシャルラボ』を運営しております。山口県下関市出身。

これから資産運用を始めようと思っている人にとって100万円という自己資金がいわば一つのスタートラインになると思います。

100万円が用意できないという方でも、積立投資やiDeCoなど月々一定額をなど資産運用を行なっていくことができますが、もしも減ってしまった時に潰れずに乗り切る事を考えれば最低100万円ほどの自己資金はあった方が良いと言えます。

では100万円自己資金があったら、どのような資産運用をやるのがベストなのでしょうか。

実は100万円には100万円という自己資金に見合ったリスク、リターンの資産運用方法があります。

同じように300万、500万と運用できる自己資金額や自分自身の経済状況によって最適な資産運用方法が変わってきます。

本記事では、もし仮に100万円あったらどのような資産運用を行うべきか、ポートフォリオの組み方や最適な資産運用の選び方などを解説していきます。

※最適な資産運用方法は自己資金額の大きさだけではなく、自分自身の職業などのステータスなど一人ひとり違ってくるので、本記事で紹介するポートフォリオが必ずしもみなさまに最適かどうかは分かりません。あくまで参考例の1つとしてご覧ください。

副業は一番選んではいけない選択肢

今会社員に人気なのが転売やアフィリエイト、ハンドメイド販売などといった副業です。

副業の方が早く、多く稼ぐ事ができることから自己資金100万円を元手に、資産運用ではなく副業という選択肢を選んでしまう方も多いと思います。

しかし、副業は言い換えれば起業するという事です。

同じやり方で起業しても成功する人と失敗する人が出るように、例え「成功率98%」「絶対稼げる」などと謳われているやり方であっても、あなたがやって必ずしも成功するとは限りません。

また、資産運用はたとえ自分が何をしていたとしても、お金にお金を増やしてもらう不労所得ですが、副業は自分が働かなければお金が増えていかない労働収入です。

もし、ハンドメイド販売など、何か自分自身のやりたい事、実現したい目標が副業の先にあるのであれば行なっても良いと思いますが、「将来のための資産形成」という目的でやるのはおすすめしません。

自己資金100万円の人の資産運用のポートフォリオの組み方

自己資金100万円と聞くと多いように思えるかもしれませんが、それほど多くない金額です。

もしよく考えずに流行りの仮想通貨や、株式投資、FXなどをやってしまえばすぐに無くなってしまう可能性のある金額です。

しかし、金利0.01%の定期預金や、最低保障金利0.05%の国債など減るのを恐れて元本保障のある選択肢を選んでばかりでは元手が少ない分一向に増えていきません。

資産運用は残念ながら元手が多ければ多いほど増やす選択肢が多くなってくるため、増やすのが簡単になってきます。

そのため、自己資金が100万円の少額の内は、リスク分散をしながらポートフォリオの中に少しリスクが高いとしてもリターンの大きなデリバティブ取引などを少額ずつでも加えながら、少しでも増やしていく事が大切です。

どれくらいの金額をリスクが高めの商品に割り振るかは、一般的に次のような公式で求める事ができます。

100-自分の年齢=リクスが高めの商品に割り振る比率

年齢を重ねるごとに、資産運用の失敗が許されなくなるため年齢が高くなればなるほど、リスクが高めの商品に割り振る比率は低くなるという考え方です。

例えば、25歳であれば、100万円の内75%をリスクの高い商品に割り振り、残りの25%を元本保証のついた安全な商品に割り振るという事です。

ただし、この場合75万円を1つのリスク性の高い商品に投入するのではなく、いくつかの商品に分散して行うことが必要不可欠です。

自己資金100万円の理想のポートフォリオ

もし自己資金100万円があったらどういうポートフォリオを組むのか、実際に考えていきましょう。

まずは自分自身の年齢から、どれくらいの金額をリスクが高めの商品に割り振るのかをざっくりと決めていきます。

仮に30歳だとすれば、次のようになります。

100-30(自分の年齢)=70%(リスクが高めの商品に割り振る比率)

次に70%をどのリスクが高めの商品に割り振るかを決めていきましょう。

まず、自己資金100万円の段階でやってはいけない資産運用方法が、次の3つです。

表1、自己資金100万円の時点でやってはいけない資産運用方法

種類 理由
投資信託 リスクが高い割に手数料が高く思ったほど増やすことができないため。
FX 短期売買が基本となるため。(一般的に短期売買になればなるほど難易度があがり、リスクが高くなる)
金投資 金利がなく、お金を増やす目的の資産運用には向いていないため。

逆に次のような商品の中から選ぶのが良いと言えます。

 

表2、自己資金100万円の時点でおすすめの資産運用方法

種類 理由
株式投資(長期投資) 長期保有であれば、ミドルリスクミドルリターンで運用でき、売買の手間もほとんどないため。(※PBR(株価純資産倍率)が1以下であり、PER(株価収益率)が20倍以下の割安株や、ROE(株主資本利益率が10%以上の将来株を選ぶと良い)
外貨預金 日本の金利0.01%と比べて利率の良いものが多い。ニュージーランドやオーストラリアなどは比較的安定しており、かつ利率も良いという事から人気が高い。(※新興国通貨は金利が高い分リスクが高いため、注意して選ぶようにする)
ソーシャルレンディング 利回りが高く、かつ運用期間が短いため効率的にお金を増やすことが可能。ただし、運営会社の信頼性など、投資前には必ずデューデリジェンスをしておくこと。
外国国債 日本の国債は最低保証利率0.05%となっているが、海外の国債は非常に高い利率となっている場合が多い、トルコなどが人気。

上記の投資法を上手く組み合わせてポートフォリオを組むようにしていただくのが私の考える100万円での理想の運用術です。
100万円という資金は「少なすぎることはないが、雑な運用をするとすぐになくなってしまう」という認識を持つことが重要です。
割り当てのメインどころは上記のように「ローリスクミドルリターン」なものに寄せるのが鉄則です。

コラム:適量のリスクを取れば大きなリターンも狙える?
今話題の仮想通貨を利用したいというのであれば、10%を目安に行なってみても良いかもしれません。仮想通貨には多分にリスクがあることを承知で行うのが鉄則ですが、自己資金の10%程度であれば適正なリスクとも考えられます。リスクが高い分だけ大きなリターンを狙うことができます。さらに理想を言えば、審査が通るのであれば頭金無しのフルローンで不動産投資を行い、毎月の差益はマイナス1万円程度で将来の資産形成を同時に行えればベストです。

自己資金100万円の場合には少しでも確実にお金を増やすポートフォリオを組むこと

自己資金100万円を効率的に運用していくためには、少しずつでも確実にお金を増やしていくやり方であるがあります。
上手く運用でき、資産が増えていけばゆくゆくはリスク高めリターン大き目の投資法の割合を増やしていくこもと可能です。
まずはじっくりと、安全策で取り組んでいきましょう。

また、会社員であれば同時に銀行から融資を受けて不動産投資を行うなど、会社員が持つ社会的信用力を最大限に活かしていくことも大切です。

資産運用は「お金に働かせる」という事が重要なので、安易に稼げるという理由で副業を初めてしまっては本末転倒です。

もし副業をやる時間があるのであれば、その分どういった資産運用が最適なのか、資産運用について勉強し、より効率的なポートフォリオに日々改善していく方が建設的です。

ファイナンシャルラボには、ポートフォリオを組むための参考になる情報が多く掲載されているので、それを読み、少しでも自分に最適な資産運用方法を見い出していきましょう。