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2018年2月6日

着実に資産を増やしたい人のための株式投資の始め方

着実に資産を増やしたい人のための株式投資の始め方
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大石武@個人投資家・ファイナンシャルラボ代表

大石武@個人投資家・ファイナンシャルラボ代表

普段は個人投資家として活動しつつ、「日本人の金融リテラシーを向上させる」ことを使命として投資教育メディア『ファイナンシャルラボ』を運営しております。山口県下関市出身。

株式投資と聞くとどこか「ギャンブルに近いもの」というイメージがあります。

しかし、実は株式投資の「やり方」さえ間違えなければ株式投資は会社員など本業を行っている方にとっては理想の資産運用方法となります。

本記事では、株式投資によって大きく儲けたいという人ではなく、株式投資という一つの手段を使って老後のための資産を少しでも増やしたいという方のための株式投資の始め方について詳しく解説していきます。

株式投資を始める前に心得ておくべき3つのポイント

「元手10万円が1ヶ月で200万円に!」など短期で利益をあげることを目的としたやり方を紹介する書籍やWebサイトなどは多いと思いますが、それらの魅力的なオファーに惑わさることなく、将来の備え、いわゆる利率の良い定期預金のような考え方で株式投資に臨むことが資産運用として株式投資を行う最大のポイントです。

また、具体的に次の3つのポイントをルールとして心得ておけば、大きく失敗する可能性は低くなり、着実に資産を増やしていくことが可能になります。

短期投資はしない

一時期サラリーマンの間で流行したデイトレードなど、チャートを見ながら1日に何度も株を売買するのが株式投資だと思っている方も多いと思いますが、株式投資には株を売買する期間によって次の3つの投資方法が存在します。

  • 短期投資(数秒〜数日単位の短い期間売買)
  • 中期投資(1ヶ月〜数ヶ月単位の売買)
  • 長期投資(1年〜数年単位の売買)

実は、株式投資は売買の期間が短くなればなるほど、予想が難しくなり、ハイリスク・ハイリターンになっていく投資です。

短期・中期投資で利益を上げ続けることはプロトレーダーでも難しいとされており、勝ち続けるためには大手ファンドのプロトレーダー並の豊富な情報量とそれを的確に分析する経験と知識が必要になってきます。

経験、知識、情報すべてで劣る一サラリーマンがこういった短期・中期の株式投資で勝ち続けることは不可能です。

一方で、会社の株式は短期目線で株価の上下を繰り返しながらも、長期的に見れば上がっていることが多く、1年単位の長期目線での株式投資であればそれほど大きな損失を出すこと無く、着実に資産を増やしていくことができます。

そのため、まずは短期・中期目線での投資をしないということが着実に資産を増やしたい人のための株式投資における1つめのポイントです。

余剰資金で行う

「投資で失敗すると人生が終わる」とイメージしてしまう人も多いと思いますが、それはその人が投資を生活に影響がある資金で行っているためです。

例えば貯金が10万円しかない人が、10万円を株式投資に入れてしまうとどうでしょうか?

もしその10万円が8万円に減ってしまうと、精神的に大きな不安に陥ってしまいます。

このように株価は常に上下を繰り返しているため、株式投資を生活に影響がでる資金で行っていると、目先の利益の上げ下げに惑わされて冷静な判断が出来なく成ってしまう可能性があります。

そのため、必ず株式投資は、生活に支障のない貯蓄の一部で行うことが大切です。

一つの目安として、貯蓄の30%程度が資産運用に回す余剰資金の上限と言われています。

まずは、自分の資産状況を正しく把握し、どれくらいのお金を余剰資金として捻出できるのかを計算することから始めてみましょう。

先物取引や信用取引は行わない

株式投資で大きく儲けている人の多くは、通常の株の取引ではなく、先物取引や信用取引と呼ばれる方法で取引を行っていることが多いです。

先物取引とは、「キャンセルできない株式購入予約」のようなもので、「将来のある期日にこの金額でこれだけの株式を購入する」ということを予約している状態です。

例えば「3ヶ月後に1株1,000円であれば30株買いたい」と思っていた場合には、先物取引を行い現時点で「3ヶ月後に1株1,000円で30株を購入する」という予約を入れます。

その後3ヶ月後に1株が1,500円になったとすれば、通常30株を1株1,500円で購入しなければならないところ、先物取引で予約を入れていたため、1株1,000円で購入することが可能になるのです。

また、逆にもし3ヶ月後に1株が100円と急激に価格が落ちてしまったとしても、それを1株1,000円で買わなければなりません。

これが先物取引です。

信用取引とは、今自分が持っている株式などを担保に、金融機関から資金を借りて行う取引です。

このような取引は、大きく儲けることができる代わりに損をするリスクも高くなります。

そのため、堅実に資産を増やす株式投資を行いたいのであれば、絶対に先物取引や信用取引は行わないようにしましょう。

株式投資の始め方と手順

実際に株式投資を始めるためには次の1〜3の手順に沿って、口座開設などの準備をしていく必要があります。

  1. 資金準備
  2. 証券口座を開設&入金
  3. 株式を購入する

今現在は主にネット上で口座開設や取引など手続きの一切を行うことができるため、申し込みから約1週間程度で口座が開設でき、株式購入を行うことができます。

【手順1】資金準備

まずは、株式投資を行うための資金を準備しましょう。

自分の資産状況を正確に把握し、貯蓄の30%を上限に資金を捻出します。

この資金が用意できないという方は、まずは資金を貯めることから始める必要があります。

早く利益を出したいからと言って生活資金を株式投資に回すことは絶対にやめましょう。

【手順2】取引口座を開設&入金

株式投資を行うためには、株を売買するために証券会社の取引口座を作り、株式購入を行うための資金を入金する必要があります。次のa〜eような手順で行っていきます。

  1. 証券会社のホームページの「口座開設」をクリック
  2. 申し込み書を自分自身で印刷するか、証券会社に送ってもらうかを選ぶ(自分で印刷した方が早い)
  3. 申込書に必要事項を記入し、指定された本人確認書類のコピーやマイナンバーなどを添付して郵送する
  4. 1週間ほどで証券口座開設完了通知が届く
  5. 証券口座開設完了通知に書いてあるログインIDやパスワードを入力し口座サイトにログイン。指定の方法で資金を入金する。

口座開設の際に「一般口座」か「特定口座・源泉徴収あり」「特定口座・源泉徴収なし」のどれかを選ぶ必要がありますが、次のような基準で選ぶと良いでしょう。

  • 一般口座:自分で1年間の売買損益を計算して確定申告を行いたい方向け
  • 特定口座・源泉徴収あり:確定申告をしたくない方向け
  • 特定口座・源泉徴収なし:確定申告を行いたい方向け(※年間利益が20万円以下の方向け)

【手順3】株式を購入する

入金が完了すれば、いよいよ株式を購入します。

先程ご説明した通り、長期目線で堅実に資産を増やしていく株式投資なので、ベンチャー株などは出来る限り避け、長期的な成長が見込める会社の株を購入するように心がけましょう。

大手企業の株は比較的上下が少なく安定して成長するため長期投資という目線で見れば良いと言えますが、近年大手企業がいきなり規模を縮小してしまったりといった事も起きています。

そういったリスクも考慮しながら慎重に選んでいきましょう。

ミドルリスクミドルリターンの株式投資を!

株式投資のリスクを高いと感じている方は多いと思いますが、先程ご説明した「短期・中期取引を行わない」「先物・信用取引を行わない」「余剰資金で行う」といったルールを守りさえすれば、それほど大きな損をすることなく、長期目線で資産を増やしていけます。

欲に流されてハイリスクハイリターンの株式投資に挑戦するのではなく、ミドルリスクミドルリターンの株式投資で、堅実な資産運用を心がけていきましょう。

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