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2018年6月11日

覚えておきたい!ソーシャルレンディングで今後起こりうる5つの失敗リスク

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大石武@個人投資家・ファイナンシャルラボ代表

大石武@個人投資家・ファイナンシャルラボ代表

普段は個人投資家として活動しつつ、「日本人の金融リテラシーを向上させる」ことを使命として投資教育メディア『ファイナンシャルラボ』を運営しております。山口県下関市出身。

お金を貸して欲しい企業と、お金を貸したい個人を繋げる新しいマッチングサービスであるソーシャルレンディングは、比較的短期で高い利回りであることから、新しい資産運用方法の1つとして近年注目されています。

しかし、リターンの分だけリスクも伴います。

また新しい資産運用方法の選択肢であることから、安易に挑戦して損をしてしまうリスクも無いとは言い切れません。

今回は、そんな近年注目されているソーシャルレンディングで今後起こりうる3つの失敗リスクについてご紹介します。

これからソーシャルレンディングに挑戦しようと思っている人はぜひ、こういったリスクを把握しておくようにしましょう。

ソーシャルレンディングの失敗リスクとは?

そもそも、ソーシャルレンディングを行う上で考慮しておくべき主なリスクは次の5つです。

  • 元本保証がされておらず貸し倒れリスクがある
  • 途中解約ができない
  • 融資先のデューデリジェンスが十分にできない
  • ソーシャルレンディング事業者の倒産
  • 担保を信用しすぎない

こういったリスクをしっかりと把握せずに友人のすすめや、短期で高利回りだからなどの理由で安易に始めてしまう事が失敗の大きな原因となります。

事前にこういったリスクの把握と、典型的な失敗例を知っておくという事が本当の意味でのリスクヘッジになりますので、ぜひ参考にしてみてください。

ソーシャルレンディングの持つデメリットとリスクについては次の記事でも詳しく解説されていますので、ぜひ合わせてご覧ください。

>>「注意すべきソーシャルレンディングのデメリットとリスクとは?」

ソーシャルレンディングの今後起こりうる5つの失敗リスク

先ほどもご紹介しましたが、ソーシャルレンディングで失敗、「高利回りだから」「短期的に稼げるから」「話題だから」と特に考えずに始めてしまっています。

非常に簡単な手続きで気軽に始められるソーシャルレンディングもれっきとした資産運用なので、しっかりとソーシャルレンディングの持つリスクを抑えておきましょう。

ここでは今後起こりうる3つの失敗リスクについてご紹介します。

【失敗リスク1】事業者選びをおろそかにした

今現在日本には十数社のソーシャルレンディング会社が存在します。

幸い現在までに倒産してしまった会社は1社もありませんが、今後起きうるとも限りません。

ソーシャルレンディング会社が倒産してしまえば、投資したお金は一銭も戻ってきません。

そのため、ソーシャルレンディングを始めるのであれば、事業者選びはしっかりと行うようにしましょう。

【失敗リスク2】中途解約できないことを知らなかった

これは意外と見落としがちなポイントです。

株式投資や投資信託、債券投資などとは違い、ソーシャルレンディングは一度投資をすると満期になるまで中途解約することは原則としてできません。

投資をした後に「あ、ちょっと今月お金がやばいから解約しよう・・・」と思ってもできません。

投資中のお金はあるのに、手元に現金がないせいで苦しんでしまうという失敗をしてしまった人は現時点でも多いようです。

「中途解約できない」という事は意外にもリスクになりますので、ソーシャルレンディングに入れるお金はあくまで余剰資金(※生活するのに影響のないお金)の範囲で行うようにしましょう。

【失敗リスク3】利回りだけで案件を選んでしまった

今現在までに各ソーシャルレンディング会社の案件で貸し倒れ(※運用失敗によりお金が返ってこなくなった)は1件もありません。

しかし、まだソーシャルレンディングは始まったばかりの新しい投資方法であり、重要なのが「元本保証のない金融商品」だということです。

今後運用に失敗して貸し倒れが生じてしまう可能性も十分に考えられます。

案件を選ぶ際には、利回りの高さばかりに気をとらわれず、自分自身でデューデリジェンス(※投資先を調べる)を最低限行なっておくようにしましょう。

例えばHPを確認したり、もし決算情報などが公開されているのであればきちんと運営されている会社なのかを調べたりすることも有効です。

【失敗リスク4】一つの案件に集中して投資してしまった

ソーシャルレンディングに投じる資金が数万円程度であれば、1つの案件に集中して投資をして問題ないと思いますが、もし多くの資金をソーシャルレンディングで回す場合には、1つの案件に集中して投資をするのはリスクが大きすぎます。

今現在貸し倒れが1件も起きていないのでまだ失敗する人はほとんどいませんが、仮に1つの案件に多くの資金を集中して投資をしてしまい、その案件の運用が失敗してしまった場合、一気に大きな損失を被ってしまいます。

今後こういった失敗がいつ起きてもおかしくはありません。

そのため、少額であれば良いですが、一つの案件に多くの資金を投じるのはやめましょう。

特に簡単に始められることからソーシャルレンディングには投資感があまりありません。

そのため、たとえ今大丈夫であっても、投資家として分散投資を心がけ、損失リスクを減らしていくことが大切です。

【失敗リスク5】担保を信用しすぎてしまった

ソーシャルレンディングの案件として多いのが不動産案件です。

そのため、案件の担保として不動産が記載されている場合がよくあります。

普通の感覚では「担保があるんだから、貸し倒れのリスクはない」と思ってしまいがちですが、貸し倒れのリスクが少ないだけであって、完全に無い訳ではありません。

なぜなら、不動産の価値が一定ではないからです。

例えば担保の地価が下がったり、建物で事件などが起きた場合には大きく不動産価値は下がってしまいます。

また、価値が下がっていなかったとしても、それをすぐに売却できるかというと、買い手がつかない可能性も十分考えられます。

このように価値も安定していない、売れるかもわからないものを担保として完全に信用しきってしまうのは危険です。

確かに担保がない案件よりは安全ですが、そのような危険性もあるという事はしっかり把握しておくようにしましょう。

ソーシャルレンディングは今は安心!でも今後は分からない!

ソーシャルレンディングは今は幸いなことに倒産する業者も、貸し倒れの案件もありません。

しかし、今後そういう事が起きる可能性は十分に考えられます。

起きてから考えるのではなく、起きる前にそういったリスクを少しずつ潰していくのが投資では最重要です。

「成功する」のではなく「失敗しない」ことこそが投資の成功なのです。

そのため、今は安全と言われているソーシャルレンディングのリスクや今後起きうる失敗なども考慮して取り組むようにしましょう。