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2018年2月6日

不動産投資セミナーに参加する際に注意しすべきたった一つのこと

不動産投資セミナーに参加する際に注意しすべきたった一つのこと_001
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大石武@個人投資家・ファイナンシャルラボ代表

大石武@個人投資家・ファイナンシャルラボ代表

普段は個人投資家として活動しつつ、「日本人の金融リテラシーを向上させる」ことを使命として投資教育メディア『ファイナンシャルラボ』を運営しております。山口県下関市出身。

今現在、日本全国いたるところで不動産投資セミナーが行われています。

なぜ今こういった不動産投資セミナーが多いのでしょうか? 

その理由は2016年2月16日に日本銀行が導入したマイナス金利の影響です。

金融機関は、日本銀行に莫大なお金を預けるための口座を持っていますが、マイナス金利導入により、金融機関はお金を預ければ預けるだけお金が減っていきます。

そのため、金融機関は色々なところに融資を積極的に行います。結果的にお金が回り、景気がよくなるというものです。

銀行預金の金利や、個人向け国債や投資信託など、金融機関が販売する金融商品の運用状況が悪くなる一方で、マイナス金利導入により有利になるのが不動産投資です。

なぜなら、不動産投資は金融機関からの融資を受けて行うことがほとんどだからです。

通常は融資を受けられない人であっても融資が受けられたり、融資の利率が下がったり、マイナス金利導入により不動産投資を行いやすい世の中になってきています。

その勢いはすさまじく、日銀のまとめによれば、2016年4月〜6月期の金融機関の不動産向けの新規融資額は前年比22%増しとなり、不動産投資全盛期であったバブル期(1989年4月〜6月期)の新規融資額を超えている程です。

しかし、こういった流行に流されて不動産投資セミナーに参加し、大損を被ってしまった例は少なくありません。

まずはどういったセミナーを選べば良いのか? 

不動産投資セミナーの選び方の知識をしっかりと身につけておきましょう。

セミナーによってノウハウは違う

とある不動産投資コミュニティにこんな経験をされた方がいました。

仮にAさんとします。

勉強熱心なAさんは、自分の将来を見据えて不動産投資の勉強をするために、有名な不動産会社が主催する不動産投資セミナーにいくつか参加をしました。

しかし、あるセミナーでは「不動産投資をやるなら新築ワンルームマンションを買いなさい」と言われ、またあるセミナーでは「都心の中古マンション一棟を買いなさい」と言われ、それぞれセミナーによって言われていることがバラバラでどれが真実なのかが分からず、物件購入に踏み切ることができませんでした。

結果的に不動産投資コミュニティに入り、実際に不動産投資を始めるまでに2年間も迷い続けてしまったそうです。

Aさんが経験したように、参加する不動産投資セミナーによって言われていることはまるで違います。

これは蛇足ですがセミナーだけではなく書籍も同様です。

なぜ、セミナーや書籍によって違うのか、その理由は、たとえ同じマンション内の隣り合う2部屋であったとしても、この世に一つとして同じ不動産はないからです。

つまり、投資のやり方も成功の仕方も人それぞれ違ってきます。

たとえ、セミナーで講師が成功例を語り「あなたも同じようにやればできます!」と言われていたとしても、それはあくまで参考にしかならず、「100%あなたが成功する不動産投資のやり方」ではありません。

それを理解していないと、いくつもの不動産投資セミナーに足を運び、参加費用と時間を費やし、Aさんのように「結局どれがいいの?」と迷い続けてしまいかねません。

様々な不動産投資セミナーに通いつめていたり、書籍を読み漁っている勉強熱心な人ほど注意が必要です。

不動産投資セミナーを選ぶ際の注意点

これから不動産投資を始めようと考えている方にとっては、不動産投資セミナーで得られる情報が多いのも確かです。

そのため、不動産投資のセミナーへの参加はした方が良いと思います。

しかし、闇雲に参加するのではなく、それがどのような目的で行われているセミナーなのかを見極めてから参加をするようにしましょう。

ウェブ上で調べてみると、一般的に不動産投資セミナーの選び方や、選ぶ際の注意点として次のようなことが書かれています。

  • セミナー主催会社の創業年数が長く、管理戸数、オーナー数が多いと良い
  • セミナー参加者が多く、セミナー開催頻度が多いと良い
  • セミナー開催実績が多いと良い
  • 専門用語を使わないセミナーが良い
  • 評判や口コミが良いセミナーを選ぶべき
  • 不動産投資関連の書籍を出している講師が登壇するセミナーが良い
  • 不動産投資のポータルサイト運営をしている所が良い

一概には言えませんが、これらを参考にセミナーを選ぶのはあまりおすすめしません。

実際のところ注意すべき点は、上記のように表面的なところではなく「セミナー主催者がどのような目的でセミナーを開催しているのかをキャッシュフローベースで見極めること」です。

セミナーを開催するのには必ず目的があります。

例えば、無料の不動産投資セミナーにいくと必ずと行っていいほど、セミナー後の無料面談・相談のご案内や、高額塾のご案内などの用紙が配られます。

不動産投資セミナーに参加したことがあるという方は必ずこういったオファーがセミナー終盤に行われているはずです。

さらには、不動産投資セミナーを主催する場合、主催者側が不動産会社とタッグを組んでいる場合が非常に多いです。

不動産会社が介入してくる目的は当然「その不動産会社が売りたい不動産を販売したい」であるはずです。

こう考えると、不動産投資セミナーで語られる情報は「主催者側が販売したい商品」に偏っているという事が理解できると思います。

不動産投資セミナーの選び方

そもそもセミナーは慈善事業ではないため、不動産投資塾への入塾などは勧められて当然です。

また、実際に書籍などでは得られない情報なども多く得ることができるのも確かです。

そのため不動産投資を始めたいから不動産投資セミナーで勉強するという行為自体は間違っていません。

しかし、セミナーに参加する際はご自身で「何を学びたいのか?」を明確にすること、そしてセミナー主催者側の開催目的をキャッシュフローベースでしっかりと調べることが何より大切です。

それらを見極めた上で、「不動産会社が主催のもの、不動産会社とタッグを組んでいるもの」以外のセミナーに参加するようにしましょう。

販売したい不動産が決まっているセミナーは情報が操作されている可能性が非常に高いので、避けた方が無難です。

できればそういう不動産会社が絡んでいるところではなく、不動産投資を将来の資産を形成する手段の一つとして第三者的目線で教えてくれるセミナーを選んで参加してみると良いでしょう。